既設のキッチンは間口が広いけれどシンクが大きく、食器洗浄乾燥機も置いてあるので作業スペースは控え目でした。
タカラスタンダードのシステムキッチン レミューを提案させていただきました。吊戸はあまり使用されないという事なので省きました。食器洗浄乾燥機を使いやすい場所にビルトインし、右端には炊飯ジャーや調理家電が置ける収納を設置しました。
6帖の和室二室と廊下をLDKへリフォームする相談を受けました。
リフォームする前の和室の360°写真です。
床・壁・天井の断熱工事を行ってほしいとのご希望に高性能なフェノールフォーム断熱材を使用しました。床は根太と同じ厚さの45mmです。
壁と天井には石こうボードに断熱材を貼り付けた「ネオマ断熱ボード」を使用しました。真壁の内側をすっぽり覆い、隙間も最小に抑えます。断熱材の厚さは30mmですが、高性能グラスウールの75mmと同等の断熱性能です。
キッチンはクリナップのステディアを取り付けました。
2階があるので、柱が2本残り、補強材も取り付けました。サッシはLowーE仕様のガラスを使っています。
無垢のフローリングと集成材の補強材がマッチしています。
解放感のあるTVボードを設置しました。壁の色も変えてアクセントになっています。
和室二間をリフォームしたので、とても広いLDKができました。照明器具にダウンライトを使用したので、とてもすっきりとした印象に仕上がりました。
既設のキッチンはコンロ台が広く、調理スペースが狭くて使いづらそうでした。
部屋の360°写真です。懐かしい柱時計がすごく昭和の雰囲気を醸し出しています。
クリナップのシステムキッチンステディアを提案させていただきました。吊戸棚は設けずに、お洒落な照明器具を取り付けました。キッチンパネルも施主こだわりのモザイク柄です。
IHクッキングヒーターはグリルを設けないスタイリッシュな三菱製ユーロスタイルIHです。
シンクは横幅が15cm広くなった流レールシンクワイドです。
間仕切り壁を取って床・天井と壁の一部を張り替えましたので、全く違う印象の部屋に変わりました。施主が選ばれた照明器具や配線器具が実に渋く部屋になじんでいます。
そして既存の浴室の出入り口は脱衣室からの出入り口と外部から直接の出入り口が2ヶ所あります。外部からの出入り口は農作業で汚れた後に家の中を通らずに直接出入りする為どうしても必要との事でした。
2.5cm刻みで寸法オーダーができるタカラスタンダード社製システムバスを提案させていただきました。ホーロー製の浴槽は高級感があり、保温性もとても優れています 。 壁も清掃性に優れたホーロー製です。
2箇所の出入口も通常のシステムバスでは難しいのですが、このとおり設置できました。タカラスタンダード社製のシステムバスは細かい仕様変更に応じてくださり、価格もリーズナブルです。
老朽化した瓦屋根にはブルーシートが被せてあります。
かなり以前から雨漏れが続いていたようで天井~壁がかなり傷んでいます。
実は建物を建てた時期が異なっており、取り合い部がこの天井で、小さな箱樋から豪雨時に雨水があふれてしまうのが原因でした。
古い建物の屋根自体も老朽化であちこち雨漏れしているので、既存の納戸をD・Kにリフォームして減築する事を提案させていただきました。
慎重に古い方の建物を解体していきます。
廊下だった部分は外壁とサッシを取り付けました。
納戸だった部屋はD・Kにリフォームしました。吊戸棚を取り付ける代わりにキッチンの奥にカウンターを造りました。
明るくなって浴室やトイレも近くなり、使い勝手も良くなったと満足されていました。
現状はカウンターも付いていない、シンプルな折戸式の1116サイズのシステムバスです。採寸すると片引戸の1216サイズでもどうにか納まりそうです。
平面図を見ると窓の大きさが気になります。おまけに玄関の隣なので、ずっと開けているのも難しそうです。
案の定、お客様から脱衣室の換気が悪くて壁や天井にすぐカビが発生してしまうので、改善できないだろうかと相談されました。
脱衣室の窓枠です。換気が悪く単板ガラスなので結露がすごく、枠の化粧シートが剥がれかかっています。
向かって左側が脱衣室、右側が浴室の窓です。非常に縦長で開口面積も少ないので換気をするには効率が悪そうです。
完成です。システムバスはTOTOのサザナです。給湯器が給湯専用タイプなので、定量止水機能付の水栓を取り付けました。
湿気による結露対策としてエアコンと湿度センサー付の換気扇を設置しました。入浴時や洗濯時の湿気を換気扇で速やかに排出し、エアコンで除湿を行おうというものです。
「脱衣室にエアコンなんて大げさな」といった声が聞こえてきそうですが、シンプルな機能の製品は洗面所用暖房機と比べても価格の差は少ないし、暖房・冷房・除湿の機能が備わり季節を問わずに使用でき、電気代も安いのでオススメです。
剥がれかけていた窓枠も樹脂製に取り替えました。
サッシも縦すべり出し窓からダブルガラスのルーバー窓へ取り替えました。外壁を一部カットしないと取替作業が行えないので、アルミの化粧枠を取り付けています。
このように外観は大きなコーナー出窓が付いてなかなかスタイリッシュなのですが、勝手口のそばという事もあって開口部を小さくする事になりました。
平面図です。出入口は使い勝手の良い2枚引戸とし、建物の躯体は木造2×4工法で在来工法ほど手を入れられないので、寸法的に納まりの良いメーカーのシステムバスを選定しました。
完成です。出入口はバリアフリーとなり、引戸なので、建具も邪魔にならず、カウンターや鏡も付いて使い勝手の良い浴室になりました。
お客様も「これで毎日の入浴がとても楽になりました。」と喜んでいらっしゃいました。
外観です。出窓→ジャロジー窓になったので、ずいぶんと雰囲気も変わりました。外壁の補修はなるべく違和感が出ないように、似た柄の無塗装サイディング+既存外壁に合わせた調色塗装で仕上げました。