浴室リフォーム10

システムバス→システムバスへのリフォームの依頼を受けました。

現状はカウンターも付いていない、シンプルな折戸式の1116サイズのシステムバスです。採寸すると片引戸の1216サイズでもどうにか納まりそうです。

平面図を見ると窓の大きさが気になります。おまけに玄関の隣なので、ずっと開けているのも難しそうです。


 

案の定、お客様から脱衣室の換気が悪くて壁や天井にすぐカビが発生してしまうので、改善できないだろうかと相談されました。


脱衣室の窓枠です。換気が悪く単板ガラスなので結露がすごく、枠の化粧シートが剥がれかかっています


向かって左側が脱衣室、右側が浴室の窓です。非常に縦長で開口面積も少ないので換気をするには効率が悪そうです。



完成です。システムバスはTOTOのサザナです。給湯器が給湯専用タイプなので、定量止水機能付の水栓を取り付けました。


湿気による結露対策としてエアコンと湿度センサー付の換気扇を設置しました。入浴時や洗濯時の湿気を換気扇で速やかに排出し、エアコンで除湿を行おうというものです。

「脱衣室にエアコンなんて大げさな」といった声が聞こえてきそうですが、シンプルな機能の製品は洗面所用暖房機と比べても価格の差は少ないし、暖房・冷房・除湿の機能が備わり季節を問わずに使用でき、電気代も安いのでオススメです。

剥がれかけていた窓枠も樹脂製に取り替えました。



サッシも縦すべり出し窓からダブルガラスのルーバー窓へ取り替えました。外壁を一部カットしないと取替作業が行えないので、アルミの化粧枠を取り付けています。



2020年05月30日